2012年03月31日
川俣晶の縁側模型局キャラクターモデル total 2199 count

7号娘完成

Written By: 川俣 晶連絡先

7号娘

「7号娘はこれで完成としよう」

「そうか」

「でもさ。1つ気付いた」

「なに?」

「パッケージに付いている完成写真なんだけど」

「うん」

「手間はあっちの方が掛かってるはずなのに印象が弱い」

パッケージ

「なぜ印象が弱いの?」

「一生懸命考えて分かった。作例はチャイナドレスが黄色だけど、こっちは黒く塗ったんだ」

「それに意味があったの?」

「そうだ。黄色は肌色と似ているので印象が散漫になりがちだ。黒はくっきりとコントラストが出る」

「そうか。黒は女を美しく見せるんだね?」

「フィギュアもな」

土台の問題 §

「土台は本当は麻雀牌のデザインだけど、無視して黒く塗った」

「なんで?」

「適当に重量があって土台としていいから使っただけで、麻雀牌であることに意味は無かったからだ」

「ひ~」

腕輪の問題 §

「腕輪はメタリックブラックで黒と違うんだぜ。遠目では区別できないと思うけど」

「メタリックなのか」

「で、ビンの蓋を開けたついでにケストレルにも細かいところにメタリックブラックを入れた」

「ケストレルが無駄に凝りつつある!」

今後の予定 §

「後に見えているケストレルはもうちょと調整して完成にしたいと思う」

「それから?」

「8号娘9号娘は、ときめもの古式ゆかりと、ずっと昔のキットを組み立て中に放棄したメカドールのレースクイーンになるかもしれない」

「なぜ古式ゆかりなの?」

「理由は無い。どんなキャラかもしれないのに、理由なんてありえない。強いて言えばスカートをショート化する実験をやってみようと思っていて、そのテスト別途に向いていることかな」

「ぎゃふん」